我が家は夫が一人でキャンプに行くこともあれば、家族で行くことももちろんあります。今までは絆創膏だけは持ち歩いていましたが、子連れでキャンプに行くなら「ファーストエイドキット」は必須だよねということで、今更ながらファーストエイドキットを自作することにしました。
実は7月に高原へキャンプへ行ったときに、夫と長男は虫刺されがひどく腫れてしまったことがありました。皮膚科を受診したところ、ブヨに刺されていたようで塗り薬を処方されましたが、だいぶ痛かったようです。刺されたときにすぐ気づいて処置をすれば痛みも長引かずにすんだかもしれません。
でもファーストエイドキットって何を準備したらいいの?と思う方もいらっしゃるでしょう。夫は私に丸投げでした。中身はだいたい100均でそろうので、まだ準備してないよという方はぜひ準備をしておいて損はないはずです。我が家はほぼ毎日、私が次男(2歳)を連れて公園へ遊びに行きます。週末は家族で少し大きな公園に、そして年に数回キャンプへ行きます。近所の公園にもキャンプにもあると便利な我が家のファーストエイドキットをご紹介しますので参考になりましたらうれしいです。
ファーストエイドキットとは
ファーストエイドとは「応急手当」のことです。なのでファーストエイドキットとは「救急箱」ですね。
突然のケガや病気は誰でも起こり得ますし、パニックになりやすいです。外出先ならなおさらです。そんな時に、病院に行くまでの間にできる応急手当を知って対処できれば、症状の悪化や痛みなどを和らげることができるかもしれません。
家族構成や出かける場所、何の目的で行くのか(キャンプ、登山、海水浴…etc)によって中身が変わってきますので、自分に合わせた内容にしましょう。
ファーストエイドキットは自作がおすすめ
ファーストエイドキットと検索すれば、すでに中身がセットされたものも売られています。ですが、先ほど書いたように、中身はみんな同じである必要がありません。
災害時に役立つようなアルミブランケットやLEDライトなどは、キャンプや登山に行く方には必要なさそうですね。もちろん備えあれば患いなしだから持って行きます!という方はどうぞご用意ください。アレもコレもと思って用意するとものすごい大荷物になってしまうかもしれませんので、必要なものを考えて用意した方が賢明かと思います。
まず我が家が用意したものがコチラ
完全に見た目で選んだというこのTHE NORTH FACE のポーチは、17.5×11×8cmの両手に収まるサイズ感で、見た目もマットなブラックが格好いいです。大きく左右に開く仕様になっており、平らな状態にして取り出すことができます。
レッドやイエローの方が目立つし、自分以外の人でも探しやすいというメリットはありますが、(例えば、子どもに取って来てもらわなければならないときに「赤の四角が4つ書いてあるバッグ持ってきて」など指示をしやすい)それは事前に家族にファーストエイドキットの存在を知らせておいたり、分かりやすいキーホルダーなどをつけておけば解決するかと思います。
それでは実際に用意した中身をご紹介します。
100均(ダイソー)で購入したもの
爪切り

子どもだけでなく大人も爪が割れたり、二枚爪になることがありますよね。我が家の子どもたちは、爪が半分だけ欠けてしまうことがよくあります。
はさみ

テーピングテープを切ったり包帯を切ったりするときに必要です。ポーチにすんなり入る大きさ&ケース付きのものを選びました。
綿棒

耳掃除だけでなく、薬を直接指で塗りたくないときに使うかなと思い、個包装になっているものを選びました。
絆創膏

サイズ違いを4種類用意しました。
伸縮ネット包帯

ガーゼを覆う時に使えると思いました。
伸縮包帯

重ねて巻くことで包帯同士がくっつくようになっていますが、髪の毛にはくっつかない仕様になっているようです。
綿ガーゼ

絆創膏では覆えないような傷に使えるかなと思いました。
アルコールタイプ除菌ウェットシート

最近は傷口にアルコール消毒はしないようですが、自分の手をきれいにするためにはアルコール消毒が必要かと思い用意しました。
チャック付き収納パック

必要分を小分けするために用意しました。
100均(ダイソー)以外で用意したもの
とげ抜き

キャンプではとげが刺さることがあるので必須です。毛抜きでも大丈夫です。
プロペト(ワセリン)

目の周りにも使える白色ワセリンです。薬局で購入できます。乾燥したところの保湿や傷口の保護に使います。絆創膏を張る前に塗っておくと、傷口にガーゼがくっつかないのでおすすめです。また私はメイク落としにも使ってしまいます。メイクをプロペトでなじませてから、濡らしたコットンでやさしく拭き取ります。その後洗顔をしますが、お肌がバリバリにならないので、乾燥が気になっているときにもおすすめです。
ゲンタマイシン軟膏

木のとげが刺さって取れなかったときに、皮膚科で処方されました。念のために入れておきます。
ビニール手袋

直接触れないような場合には必要です。
ビニール袋

ゴミを入れたり、氷をいれれば氷嚢にもなります。
ポイズンリムーバー

毒をもっているものに刺されたときに、毒を吸引するために使います。ブヨにも効果があるそうです。こちらだけネットで購入しました。
パッキングしよう
準備ができたらパッキングです。絆創膏やビニール手袋は「チャック付き収納パック」に必要分を小分けにしました。またプロペトはこのままでは大きすぎるので、ジャータイプの容器に移しました。このポーチにはジッパー付きの仕切りと、そうでない仕切りがあります。ジッパー付きの方にこまごまとしたものをいれ、あとは適当に入れておきます。実際使ってみることで、使いやすい位置がわかると思います。
さいごに
我が家のファーストエイドキットの中身は、ポイズンリムーバー以外なら1000円以内で用意することができました。家にあるものを使えばもっと安く用意できると思います。またパッキング後のポーチの厚みはだいたい10センチでした。とっても場所をとるというほどでもないのでバッグの中に忍ばせておくには問題ないかと思います。使った後は補充や見直しが必要かと思いますが、いざという時のために用意しておくことが大切ですね。
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