昨年は東京オリンピック、パラリンピックが開催され、バスケットボールも注目されましたね。
最近ではBリーグも盛り上がりを見せていますし、海外でも日本の選手が活躍しています。
我が家はそんな影響を受けて、小学2年の長男が昨年からスポーツ少年団のミニバスに入団しました。
が、周りにスポ少ミニバスをやっている人がいなく、どこにチームがあるのか、そもそもスポ少がどんなものなのかもわかりません…

スポーツ少年団ってお茶当番とかあるんでしょ…?

1年生から参加できるの…?

練習はどのくらいあるものなの…?
不安と疑問だらけだったので、まず近場のチームを探して体験に行ってから決めることにしました。
新チームが始まる新学期、どこのチームも新入部員を求めています。今回は我が家の入団までの流れをご紹介しますので、バスケに興味があるお子さん、スポ少で習い事を始めてみようかなと考えている方の参考になりましたらうれしいです。
スポ少チーム探し
我が家がチームを探すためにやったことです。
・ネットで調べる
手っ取り早く探すならもちろんネットが便利です。ですが、チームによっては情報が更新されていないこともあるので注意が必要です。
・近所のスーパーやドラッグストアの張り紙を見る
掲示板があるスーパーやドラッグストアには、近隣のスポ少勧誘のチラシが張ってあることもあります。そこには比較的更新された情報が載っています。
・通っている小学校に問い合わせる
5月の連休を過ぎたころに、スポ少についてのお手紙をもらってきました。そこには市内のあらゆる種目のチームが一覧で記載されていたので、バスケに限らずチームを探しやすいと思います。通っている学校にチームがなくても、ほかのチームを把握していると思いますので、問い合わせるのもおすすめです。
我が家がネットで調べた第一候補のチームは、近所に張り紙などしていなく…ホームページは何年か前から更新されていませんでした。ですがどうしてもそのチームで体験をしてみたかったので、ホームページの問い合わせから連絡し、直接コーチの方と体験のやり取りをしました。
学校からのお手紙は入団した後に配布されたので、こんなにチームがあるんだねぇと眺めて終わりました。もっと早くもらいたかったなというのが正直なところですが、きっと学校生活に慣れてから、ということで少し落ち着いたころに配布されたんだと思います。
いざ体験
事前に日程を合わせていたので、コーチのみならず、ほかの保護者の方も体験の子が来るよということを把握してくれていました。
〈持ち物〉
・室内履き
学校で使っている上履きを持って行きました。
・水筒
普段学校に持って行っている500MLの水筒に水を入れました。
・タオル
3時間の体験だったのでタオル必須です。
※ボールは体験者用を貸してもらえました。
すでに入部している1年生は3名いました。ちなみに通っている学校にはチームがなかったので、近隣の他校のチームだったのですが、同じ小学校から参加している子は6年生1人、4年生1人しかいませんでした。
知っている人が誰一人としていない中で、とても緊張したと思います。私なら…無理です…
それでも体験自体はとても楽しかったようです。長男はこのチームで頑張ってみたいということで入団することにしました。
入団するために
体験練習後、コーチに入団したいこと、次の日から練習に参加してよいのか等をメールで確認しました。
入団後に記入し提出
・入団届
・スポーツ傷害保険加入用紙
800円/年で活動中のケガに備えることができます。ほぼ強制ですが、入っておいたほうがいいです。加入できるまでは、何かあったときにすぐ対処できるよう練習中は保護者同伴でした。手続きの完了まで、だいたい1週間くらいでした。
部費について
長男のチームは1700円/月で3ヶ月分をまとめて払います。月謝袋にいれて現金払いです。
練習場所が学校以外の場所の時に使用料を払ったりしています。
コロナ禍で学校が使えず、市民体育館などを使う場面が多かったです。
他にもチームで使う救急箱の消耗品などの購入にも使われています。
練習時間はどのくらい?
チームによって異なりますので、参考程度に…
平日2日…夕方1時間半
土日祝日…3時間
基本、長期休暇の時も同じ日時に練習があります。そのため、家族で出かけることはとても少なくなりました。でも練習自体は強制参加ではありませんので、家庭の都合に合わせて参加すればよいのです。
バスケを始めるにあたって購入したもの
練習に参加するにあたって購入したものをまとめました。
・バスケットボール5号球
ミニバスでは男女ともに5号球を使用します。人工皮革のものを購入しました。練習時に毎回持って行くのでわかるように記名します。無料で名入れをしてくれるところもありますが、我が家は油性ペンで手書きしました。
・シューズ
必ず店舗で試し履きしてから購入しましょう。大きすぎるのはよくないですが、ストップやダッシュが多いミニバスにとっては0.5~1cmくらいの余裕がある方がよいとのことです。
・ウェア
半袖Tシャツとハーフパンツを2セット用意しました。すぐ乾く素材なので、2セットで十分でした。
・ソックス
分厚い生地でしっかり密着するソックスです。分厚いしっかりした生地であれば、プレー中も足をしっかりホールドし、ケガもしにくくなります。長男は練習に行くときに履き替えるのをめんどくさがり、普段履いている靴下で練習に行ったことがありましたが、見事に指先に穴が開いて帰ってきました。
・膝用サポーター
長男のチームは、けが防止のため膝用サポーターをつけることが決まりになっています。確かに転んだり、ボールを取り合ったりする場面も多いので、あった方がお風呂で泣かなくてすみます。お店ではバレーボールのコーナーにあるかもしれません。
・バッグ
シューズを入れる部分とボールを入れる部分がついているリュックを購入しました。このリュックひとつにシューズ、ボール、水筒、タオル等が入ってしまうため、かさばるものがまとまってとても楽です。ただ1日ががかりの試合などでは、いつもの荷物に加えてお弁当や着替えなどが増えるため、リュックに入りきらず、結局別にボールケースを買い足しました。
・ボールケース
上記で書いたように、荷物が多い日に使います。
・リストバンド
長男、タオルを使いません。バスケ用にとスポーツタオルを購入したのですが、たぶん一度も使っていないと思います。タオルを使わずにウェアで汗を拭いているようです。その汗を拭くため、また手に汗が流れてこないようにするためにリストバンドを使用することにしました。
・氷嚢
毎回練習時は、各自で氷嚢持参です。氷嚢を入れて持って行くための保冷バッグも用意しました。
・屋外用ボール
練習は基本室内ですが、外でも練習ができるように外用のボールも購入しました。
親の参加
スポ少は子どもたちと地域の大人、保護者、コーチで成り立っています。
長男のチームは特に保護者が積極的に関わるようになっています。
毎回の練習では当番制で親が練習に付き添います。といっても練習のための準備や練習中に何かあった時のためにスタンバイしておくような役割なので、それほど大変ではありません。
ただ練習時間はずっと体育館にいなければならないため、時期によっては寒い暑いがありますし、練習試合などで1日になると家のことができなくなる…というデメリットはあります。
6年生になると役員にならなければならないため、練習場所の確保や練習日程の調整、部費の管理などの仕事も増えてきます。
スポ少のメリット
・月謝がリーズナブル
入会金等もない場合が多く、月々の月謝も他の習い事に比べると低め。
・保護者同士のつながりが強くなる
他の習い事に比べると親の関わりが大きいため、保護者も連帯感がうまれやすい。
・練習時間が多く確保できる
外部の習い事は大体が週1回であるのに対して、週2~4回の練習回数が取れることが多い。
スポ少のデメリット
・保護者が参加する場面が多い
それにより保護者同士の連絡を取り合う頻度も増える
・家族が予定を合わせなければならない
GWなどの祝日もだいたい練習になるため、バスケをしている長男の予定に合わせることが多くなる。そのため家族で出かけることは少なくなる。
入団してみて
2022年5月で入団して1年になります。ルールも何もわからない状態だった入団当初に比べると、ドリブルもシュートもとても上手になりました。
またミニバスの技術だけではなく、上級生やコーチとのコミュニケーションの取り方や、自分の気持ちのコントロールも上手になったかなと感じています。練習中の生き生きとした姿や、練習後のすっきりした表情を見ていると、まず1年続けられてよかったなと思います。
長男のチームは5、6年生がとても上手で、昨年は全国大会に出場しました。そんなお兄さんたちに追いつけるように、これからもミニバスを楽しんでもらいたいと思います。
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